【救命講習】もしもの時に備えて:異物除去・止血・熱中症対策を学びました!
こんにちは!ひまわりの横山です。
今回は、救命講習で「異物除去」「大量出血時の止血」「熱中症への対応」について学びました!
いざという時に落ち着いて行動できるように、日頃からの知識と準備がとても大切だと感じました。
🍙 異物除去 〜のどに詰まった時、すぐにできること〜
食べ物や異物が喉に詰まってしまったとき、命にかかわる重大な事態になることもあります。
講習では、以下の方法を学びました。
背部叩打法
- 本人を前かがみにする
- 肩甲骨の間を手のひらで強く連続して叩く


腹部突き上げ法(ハイムリック法)
- 本人の背後に回り、両腕をお腹に回す
- へその上、みぞおちの下あたりを内上方に突き上げる
▶ 咳をしても異物が出てこない場合、すぐに救急車を呼ぶ
▶ 意識がなくなった場合は心肺蘇生を開始
大量出血時の止血 〜とにかく早く、強く抑える〜
出血量が多いと、数分で命にかかわることもあります。
講習では
直接圧迫止血法について学びました。
直接圧迫止血法
- 傷口にガーゼや清潔な布をあてて、しっかり強く押さえる
- 手で圧迫しながら、出血の様子を観察
▶ 圧迫を10分しても止まらない場合や、
▶ 出血により意識を失う可能性がある場合は
→ すぐに救急車を呼びましょう!
🌞 熱中症への対応 〜予防と早期発見が命を守る〜
暑い季節は特に注意が必要な熱中症。
体調の変化に早く気づいて、早めの対応をすることが重要です。
熱中症のなりやすい状態
- 水分がうまく取れていない
- 体調が良くない
- 長時間、暑い環境にいる
▶ 30分に1回の給水タイムを設けると予防に効果的です!
意識がある場合の対応
- 日陰や涼しい室内へ移動
- 水分を補給して、安静にしてもらう
動けない・ぐったりしている場合
- 首、脇、股関節などを重点的に冷やす
- 体温を測るときは、片方の脇を冷やし、もう片方は空けるようにする(正確な体温測定のため)
▶ この状態であれば、迷わず救急車を呼びましょう!
小さな知識が大きな命を救う
今回の講習を通して、身近な場面でもすぐに活かせる知識と技術を学ぶことができました。
- 背部叩打法や腹部突き上げ法
- 出血時のガーゼ圧迫
- 熱中症の予防と判断方法
- AEDの使用方法
どれも日常で起こりうる場面ばかりです。
大切な命を守るために、今後も定期的に学びを深めていきたいと思います。
瑞穂消防署の皆さま、丁寧なご指導をありがとうございました!